2針縫う手術で急遽日帰り入院となってしまった愛犬の切傷
太もものケガで手術
朝起きて、太ももをしきりに舐めているニコちゃん。
よく見ると、切り傷が!
血は止まっているし、痛そうな様子もなく、始めは病院に行く必要はなさそうだと判断。
1日様子をみました。
ペロペロと舐めて自分で傷口を開いてしまうので、なかなか治らなそう。

そのうち化膿してしまうかも・・・。
と心配になり、翌日、かかりつけの病院にお薬をもらいに行くことにしました。
傷口をみるなり、先生は・・・
「あちゃー・・・。
これ、今日ついた傷じゃないね?
でも、傷がまだ新しいから、塗り薬でちまちま治すより、
縫っちゃいましょうか?
1針か2針縫えば大丈夫でしょう!
全身麻酔して手術になりますので、お迎えは夕方で。」
と。

・・・えぇっ⁉
手術?
日帰り入院??
正直、そんな大変なケガだったと思っておらず、反省です。
お迎えは手術から5時間後。
「無事に終わりました。
1針だと不格好になりそうなので、2針縫いました。
傷口を気にしてないし、
病院に用意してあるエリザベスカラーは、イタグレの首だと抜けちゃうから、まぁ無くても大丈夫でしょう。
でも、
舐めたり噛んだりするかもしれないから、気を付けてください。
縫合した糸が取れる場合もあるので。
抜糸は1週間後。
処方した抗生物質が無くなったら、来てください。」
日帰り入院・縫合手術と抗生物質7日分の費用は、3万円程度。
かかりつけ医院は、契約しているペット保険の提携病院ではないので、術後に申請を出しました。
ケガの原因?
始めは、

家具かケージのどこかにぶつけた???
と思い、角が鋭利だと思われる箇所を探してみましたが、見当がつかず。。。
縫合手術となってみて、よくよく考えてみると、思い当たる節がありました。
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切り傷に気付いた日の前日、夕食前のこと。
ニコちゃんの水飲み用うつわ(陶器)を、誤って蹴飛ばしてしまい、勢いよく壁にぶつかり、真っ二つになるという出来事が。
ぱかっと2つに割れて、飛び散った様子がなかったので、「誰もケガがなくて良かったね」という話をしました。
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しかし後から、窓際に小さい破片を2つ発見。
そのうちの1つが、ニコちゃんの太ももをかすめていたのかもしれません。
実際のところは分かりませんが、原因は何にせよ、すぐにケガに気付いてあげられなかったことが申し訳ないです。
術後の様子

病院では、すごく緊張していたのでしょう。
家に帰るなり、縫合箇所をきりに気にして、ペロペロし始めました。
時には噛み噛みまで!
これは何か対策を取らなければなりません!
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傷口はぴったりと縫い合わせていても、くっつくまでに最低3日はかかると言われています。
手術当日は、幸いにも少し肌寒い気温で、冬用のロンパースを着せました。
翌日以降は、Tシャツに人間用の手首サポーターを縫い付けた、即席・術後服でカバー。

順調に思えたのですが、手術から3日目の朝・・・!

糸が1本無くなってる~~〜
寝ている間に服がめくれて、明け方に噛み噛みしていたみたい・・・。
見たところ、傷口は順調にふさがっているようです。
あと1本は何としても死守しなければ!
愛犬への薬の飲ませ方
今回処方されたお薬は錠剤。細かく砕いてフードに混ぜます。
お誕生日を迎えて以降、夜ご飯は、生ドッグフードで有名な「ブッチ」を採用することにしました。

ブッチはとても食いつきが良いです!
水分を含んだ丁度良い硬さの大便が出ます。
ブッチに混ざっていると、薬を気にせず食べてくれるので、楽です。
ドライフードに混ぜていたときは、薬の部分を食べ残すことが多々あり、苦労したのがウソみたいです。

お薬をどうしても食べてくれないワンちゃんには・・・!
グリニーズ 獣医師専用 ピルポケット 犬用チキン 90g
こんな便利グッズもあります。とっても美味しいみたいで、ペロッと食べてくれました!
術後の経過のご報告(2020年5月15日追記)
4日目に残りの1本も取れてしまうという事態に。
でもすでに傷口はふさがっていたのでそのままにして、1週間分の抗生物質を飲ませ、病院を受診しました。
先生には、
「自分で取っちゃったの~?あははー!
うん、キレイにくっついてるから大丈夫だね~」
と言ってもらえ、一安心でした。