短毛種には服を着せよ
被毛のこと
イタリアングレーハウンドは短毛種の代表といっても良いでしょう!
しかも、シングルコートなので、寒さ・暑さに弱いです。
シングルコートとは?
犬の被毛は、本来、上毛と下毛の2重構造。
それをダブルコート(二重毛)と言います。
人との生活環境下で、ペットとして飼いやすいように手を加えられ、
シングルコートの犬が生まれたそうです。
服が必需品なイタリアン・グレーハウンド。
体型に合わせた服を選んであげましょう。
体型と服の関係
犬の大きさはに正式な基準はありませんが、一般的には、
- 小型犬(成犬時の体重が10kg未満)
- 中型犬(成犬時の体重が25kg未満)
- 大型犬(成犬時の体重が25kg以上)
とされています。
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上記にあてはめると、イタグレは成犬時3.5~5kgとされているので、小型犬ということに。
しかしながら、シュッと長く伸びた脚にスレンダーボディ。
首は細長く、胸筋はかなり太い。そして、めちゃくちゃ小顔です。
他の小型犬とは、体型が全く異なります。
【体高の比較】※四つ足がついた状態で立った時の地面から背中までの高さ
・イタグレ・・・32~38cm
<小型犬の体高>
- トイ・プードル・・・28cm以下
- ポメラニアン・・・・20cm前後
- シーズー・・・・・・20~28cm
<中型犬との体高>
- ビーグル・・・33~38cm
- スピッツ・・・30~38cm
- アメリカン・コッカー・スパニエル・・・36~38cm
見た目はとしては、中型犬サイズに相当。

なので、
一般に売られているワンちゃん服ではカバーしきれません。
あちらを立てればこちらを立てたずで、首回りで合わせると、着丈が全然足りません。
逆に、着丈に合わせると、首回りが大きすぎて脱げやすい。
お洋服はイタグレ専門に作られているものを着せるのがベスト!
服を着せる理由
イタグレに洋服を着せる意味は、寒さ対策だけではないメリットがあります。

★毛が短くお手入れは簡単ですが、抜け毛は多く、服の繊維の間に入り込んでいます。
服が抜け毛をキャッチしてくれて、部屋に落ちずに済むという(飼い主側の)メリットですね!
★犬は全身が毛に覆われているから見落としがちですが、シングルコートの犬は、紫外線の影響を考慮してあげなくてはなりません。
お散歩の時は、紫外線から皮膚を守り、ケガの予防、体にくっついて欲しくない虫や植物への対策になるというメリット。
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実は、ワンちゃんを飼うまでは、

犬に服を着せるなんて暑そうだし、窮屈そう。
と否定派でした。
お散歩から帰宅すると、小さな切り傷がみつかることもあります。
お洋服で防御するとともに、ルート上に危険なものがないか、チェックが必要です。